今日の日付をシリアル値で表示してみましょう

シリアル値について学びますよ♪

親しき仲にも礼儀あり

城戸涼音
 『何でも丸ごと印刷』の逆井(さかさい)さんからお菓子をいただきましたから、お茶にしましょう。

こばと
 わーい ...... お饅頭ですか ...... こばとはケーキのほうが好きなんですけどね。

涼音
 もう。またそんなこと言って。年末にはまた逆井さんには色々と無理をお願いするんですから、こちらもお礼をしないといけませんね。

こばと
 涼音さんが見繕っておいてくださいな。でも逆井さんは近頃ちょっとメタボですからねー。ケーキとかはよろしくないかもしれませんよー。

涼音
 またそんな失礼なこと言って。「親しき仲にも礼儀あり」ですよ。

こばと
 お説教されちゃいましたよー。というわけでそろそろブログの収録を始めましょう。
 

壊しましたね?

涼音
 はいはい。今日はシリアル値でしたね。

こばと
 ですよー。こばとは "シリアル値" なんて全然わかりませんからねー。涼音先生、教えてくださいな。

涼音
 その「知らないごっこ」、まだ続けるんですか ...... 。じゃあ前回までの復習も兼ねてまずセルに "12/10" と入力して、「ホーム」タブの「表示形式」から「長い日付形式」に変えておきます。

長い日付形式

こばと
 日付が「 2015 年 12 月 10 日」となりましたね。

涼音
 で、このセルを選択したまま今度は先程と同じようにして「表示形式」から一番上の「標準」を選んでみます。すると ......

日付標準表示

こばと
 謎の数字が表示されましたよ? 42348? どう見ても日付とは関係なさそうですね。涼音さん、会社のパソコンを壊してしまいましたねー? 弁償してくださいなー。
 

シリアル値って何のこと?

涼音
 壊してません! 日付をシリアル値という表示に変えただけです!

こばと
 シリアル? 朝食?

涼音
 それは cereal (穀物)! 今説明しているのは serial (連続・通し番号)! もーう、その「知らないごっこ」、すっごく面倒くさい!

こばと
 いつも温厚な涼音さんが苛々すると、読者さんが驚いて帰ってしまいますから、少し落ち着いてくださいな。

涼音
 ...... エクセルはこの "serial value" というデータで日付を処理しているんです。シリアル値の "1" は "日数 1" に対応しています。

こばと
 なるほどー。「ある基準日から何日過ぎたか」ということで日付を処理しているんですねー。

涼音
 ずいぶんと理解が早いんですね。わざとらしいほど。

こばと
 言葉に棘がありますよ? あー、ところで、その "基準日" はいつなんですかねー?

涼音
 え? えっと、ええと ......

こばと
 な、何とか思い出してくださいな ...... ブログが進みませんから。あ、そうだ、そんなときはこうしてみたらどうでしょう? まずシリアル値で "1" を入力して、逆にそれを普通の日付表示にすることはできませんかね?

涼音
 あ、なるほど。じゃあこっちのセルに "1" と入れて ......

シリアル値1

こばと
 現れましたよ! シリアル値 "1" は "1900 年 1 月 1 日" に相当しているんですねー。

涼音
 よかったですね。

こばと
 ところで 1900 年は閏年ですから、1年が 366 日ですね。だからセルに "367" という数字を入れてみますと ......

涼音
 ずいぶんと細かい所に気づくんですね。

こばと
 何か今日はやけに突っかかりますね、涼音さん。ともかくこうなりますよー。

シリアル値367

こばと
 ね?

涼音
 ですね。

こばと
 どんどん素気なくなってきてますよ?

涼音
 私、そろそろ仕事に戻らないと ......

こばと
 あ、今日はマリちゃん(刑部真理子さん)は外で営業中で、まだまだ戻ってこないから大丈夫ですよ。

涼音
 そういう問題じゃないと思うんですけど ...... いえ、本当に仕事が溜まっているので失礼します。(こばとさん、自分の仕事はいいのかな?)
 

【応用編】無作為な日付を表示します

こばと
 そうですか。仕方ありませんね。残りはこばとが1人(1羽)でやるしかありませんね。最後はちょっとマニアなお話です(「知らないごっこ」はちょっと中断しますよ)。「プロファイルエディタ」で使用する小技なんですが、本編を先取りする形でシリアル値の面白い使い方をご紹介しましょう。1900 年 1 月 1 日 (シリアル値 1)から、この記事が書かれている 2015 年 12 月 10 日 (シリアル値 42348)までの日付を無作為に表示させることを考えます。それには RANDBETWEEN(数値1, 数値2) という便利な関数を使います。これは "数値 1" から "数値 2" までの無作為な整数を出力させる関数です。そこでセルに

=RANDBETWEEN(1, 42348)

と入力して、現れた数字を日付表示に変換してみましょう。先ほどのホームタブからの「長い日付形式」ではどうも上手く表示されないことがあります(理由はよくわかりません。KOBATO のエクセルに不具合があるだけかもしれません)、そのときはセルの右クリックから書式設定のダイアログボックスを出して適当な日付表示を選んでくださいね。5 つぐらいのセルに同じ数式をオートフィルしておいてみてください。するとこんなふうに......

     1932 年 9 月 19日
     1988 年 3 月 9日
     1912 年 2 月 24日
     1910 年 3 月 2日
     1997 年 11 月 12日

 次から次へとランダムな日付が表示されますよ♪ 「プロファイルエディタ」では生年月日を無作為出力させるために使います。それではまた次回お会いしましょう!

 高校数学から大学院レベルまで! エクセルで数学を学んでみましょう!
 Excel VBA 数学実験室で KOBATO は「基礎講座」を担当しています! 

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