益古時計で昼食です

鬼怒川温泉珍道中④ 益古時計で昼食です

少し寝過ぎましたかね

 夢見心地なときに、身体が揺り動かされました。

こばと
 むにゃむにゃ、こばと、まだ眠いですよー ......

かばね
 ほら、こばと。いい加減起きてちょうだい。

こばと
 ...... んー? 姉さん、今、何時?

かばね
 もう 11 時よ。

こばと
 ふわあああ。もうそんな時間 ...... マリちゃんたちは、もう起きてる?

かばね
 少し前に目を覚ましたわ。
 今日は皆揃って、お寝坊さんね。

こばと
 ふにゃ。姉さんは何時起き?

かばね
 私はいつも 7 時に起床って決まっているの。
 誰も起きないから、庭を散歩したり、本を読んで過ごしたわ。

こばと
 ...... せっかくの旅行なんだからさ、姉さんも寝坊ぐらいしたらいいと思うけどな。
 

益子焼でお料理をいただきます

 博和さんの運転で栃木県南東部の芳賀郡益子町益子まで少し遠出します。デッキスペースを備えたお洒落な建物「益子時計」の前で車を降りました。こばとは玄関脇に置かれた看板に目を止めます。

こばと
 見て見て、姉さん。「営業中」じゃなくて「やってる」て書いてある!
 面白いですねー! 「やってる」って、何だかいいですねー!

かばね
 そこまで笑わなくても。

こばと
 こばとは言葉の妖精だから、こういう面白い言葉を見つけると、何だかほくほくしてしまうのです。

 玄関をくぐると、右手はテーブル席とカウンター席が備えられたカフェで、左手には益子焼の陶器が棚や台にずらりと並べられていますよ。

真理子
 わあ。陶器や小物がたくさんある。面白いわ。

かばね
 益子焼はぼってりとふくよかなところが愛嬌があっていいのよね。
 これでお料理をいただくと、肌ざわりや口当たりがとてもいいのよ。

博和
 それより先に飯にしようよ。腹ぺこだよ。

こばと
 ですよー! ぺこぺこ、ぺっこりですよー!

真理子
 まったく。花より団子なんだから。
 

益子焼にお料理が盛られています

 ようやくお昼御飯ですよー! 色鮮やかなお野菜が小分けにされて1枚の益子焼に盛りつけられています。とっても美味しそうですねー!

真理子
 わあ。綺麗。

かばね
 色々な味を少しずつ楽しめていいわね。

こばと
 いただきますですよー! しゃりしゃりしゃり。
 うーん! このトマトの胡麻和えはジューシーですねー!
 ビタミンが身体じゅうに回って、元気いっぱいになりそうですねー!

真理子
 それ以上元気になって、どうすんのよ。

博和
 うん、いけるな。旨い、こりゃ旨い。

真理子
 あ、博和。食べるペース速い。もっと味わって食べなさいよ。

博和
 仕方ないだろ。今日は寝坊して朝飯抜きで腹減りまくりだったんだ。

かばね
 まったく、あなたたちは、がつがつと ......

店主
 ははは。見事な食べっぷりでこちらも嬉しいですよ。
 メインのお料理をお持ちしましょうか?

博和
 うん。急いで頼むよ。

こばと
 こんなんじゃ、お腹は膨れませんよー!
 やっぱりお肉をがつがつ食べたいですよー!

かばね
 やめてちょうだい。

 メインの若鶏のソテーも、ちょー美味しかったです! ようやくお腹一杯になったこばとは気分も落ち着いて、「どれ。そろそろ益子焼でも眺めてみようかなー」という気分になりましたよー。

 

益子焼ギャラリー

かばね
 でも何だか懐かしいわね。
 江戸に住んでいた頃は、そこらじゅうに益子焼があったわよね。

こばと
 だねー。日用品だったもんね。
 だけど、もっと厚手で、ぼてぼてしていたと思うけど。

かばね
 そうね。やっぱり現代の益子焼は洗練されているわねー。
 でもこの人肌に近い色合いなんかは、それでもやっぱり益子焼ねえ。

真理子
 こういうの、家にあると盛り付けが楽しくなっていいわね。
 何点か買って帰りましょうよ。

かばね
 そうね。私も札幌の家に送ってもらおうかしら。

博和
 なあなあ、別棟に「えみぱん」てパン屋があるそうだよ。
 天然酵母と国産小麦で作ってるんだってさ。そっちに行ってみようよ。

かばね&真理子
 まだ食べるの!?

<明日に続きます>

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