越前の旅③ 東尋坊で連呼します
今日はどこに行こうかな
こばと
朝御飯が美味しいな~♪ とっても美味しいな~♪
沙希
朝からよく食べるわね。
小春
沙希ちゃん、ごはんを食べなさーい。
もっとたくさん、お食べなさーい。
沙希
わ。久しぶりに小春の白米推進フレーズだ。
小夜子
唐突に古いネタが出るわね。
こばと
こばと、ご飯を御代わりしようっと。
たくさん食べて大きくならないとねー。
かばね
旅行の度に同じこと言うようだけど、私たちはこれ以上大きくなりません。
小夜子
さて今日はどこに行こうか?
路子
とりあえず近くの東尋坊に行ってみようか。
小夜子
...... あー、東尋坊ね。
時雨
どうかしました?
小夜子
...... いや、別に。
断崖絶壁ですねー!
こばと
ひゃああ! 高いですねー!
絶壁ですねー! 怖ろしいですねー!
かばね
東尋坊は「輝石安山岩の柱状節理」という、国内でも数か所しかない珍しい地層なのよ。国の天然記念物にも指定されているわ。
時雨
どのぐらいの高さがあるんでしょう?
こばと
ざっと25メートルですよー!
ビルの8階ぐらいの高さですねー! 怖ろしいですねー!
小春
ちょーこわい! ちょーどきどきするー!
こばと
おや? 小夜子さん、どうしました?
そんなに遠くにいては東尋坊の絶壁を満喫できませんよ?
時雨
そうですよ、小夜子先輩。
もっとこっちに来て一緒に海面を眺めましょう。
小夜子
うるさい! ここで充分よ!
路子
さっちゃん、高い所が苦手だもんね。
小夜子
私はあんたたちと違って繊細にできているのよ。
こばと
さっちゃんの、こわがり~♪
小春
こわがり~♪
時雨
こわがり~♪
小夜子
うるさい! 連呼するな!
こばと
ほらほら、見てくださいなー。
こばとは、こんなに縁まで来ても平気ですよー。
小夜子
羽根で飛んでるからね!