[補足] Sheets /Worksheets コレクション

 マクロを修正する過程の中で説明不足であった点を補足しておきます。
 早々に削られてしまったコードを再掲します:

 Sheets("どこ").Select

  Worksheets("いつ") はオブジェクトであると説明しましたね。そして Worksheets という記述自体はプロパティなのです。このプロパティの引数で "どこ" を指定することで、オブジェクトを参照するという構造になっています。
 そして今回は Sheets という紛らわしいプロパティです。 Worksheets プロパティ と似ていますがもちろん違います。Sheets("どこ") は Sheets コレクションから 「どこシート」を参照するプロパティです。Sheets コレクションはワークシートの集まりである Worksheets コレクションと、グラフシートの集まりである Charts コレクションの両方を合わせたコレクションです。そのコレクションから("")で引数を指定して Worksheet オブジェクトあるいは Chart オブジェクトを参照します。何だかややこしいですが、下の表を見ていただければ一目瞭然だと思います。

 VBA Sheetコレクション

 この表でわかるように、Sheet オブジェクトなんてものは存在しません。Sheets コレクションは階層的に Worksheets コレクションの上位にあるというだけですから、同じ引数で参照すれば結果的に同じオブジェクトが得られるということになります。
 Worksheets("どこ")と書いても Sheets("どこ")と書いても「どこシート」というオブジェクトを得ることに変わりはありません。

 ただこれは、こばとの個人的な感覚なのですが、Worksheets("") という記述に統一したほうが何を参照するのかを明確にするのではないかと思います。Sheets プロパティは少し大雑把な参照の仕方だという印象がありますね。たとえばもし皆さんがグラフシートを参照するようなコードを書く場合にも、Sheets("") と書くよりも、Charts("") と書いた方が後で読み返す時(あるいは同じ職場の人が読む時)に、「あ、このグラフを参照しているんだな」と読みやすくなります。
 「何だかややこしいから、どっちでもいいや」と思う人はとりあえず、 Worksheets のほうを使っておいてくださいな。

おまけいつどこ

 おまけで「いつどこソフト」が出力した文章を載せちゃいますよ♪

雪女の娘さん、時計に興味津々です

・ 3 月上旬に、東急ハンズで雪女の娘が時を刻む音に耳をすませていた。その場に居合わせた猫好きなおじさんはうろたえた。

・ 9 世紀にローレシアで鼻っ柱が強い人が餃子を食べていた。それを見たお姉さんは幻滅した。

・ある日突然に、夢の国で目つきが鋭い女が知恵を絞って打開策を導き出した。それを見てしまったゲルマン人は眉根を下げた。

・桜が咲く季節に、ドーバー海峡でお笑い芸人がサッカーしていた。それを見た旅人は目を逸らした。(見たくもないほど下手なサッカーだったの?)

・ひどく蒸し暑い日に、ぶどう園でお腹を空かせた人がにんまりした。ちょうどそこに居合わせたアイスキャンデーを両手に持った人はのけぞった。
 

帝都シ・レー・サアパで居眠り!?

・景気の悪い年に、ジュンク堂で山田太郎が不幸になった。そこに居合わせた我を忘れた人はすっかり自信をなくした。

・ 1 世紀に猫カフェでフランス人が後方宙返りを決めた。それを目撃した裕福な女性は満更でもないという表情をした。(女性:「あの人、猫みたいだわ!」)

・ 11 月上旬に、帝都シ・レー・サアパでジェームズが眠りについた。ちょうどそこに居合わせた大佐はどうも釈然としない思いでいた。(スカヴアの帝都シ・レー・サアパで居眠りするなんて......狂ってる)

・平和な朝に見知らぬおじさんの隣でごもっとも社員が昇進した。ちょうどそこに居合わせた無作法な人は帰国の途についた。(「ごもっとも、ごもっとも」ばかり言って出世されたら、何かもうやってられないよね)

・起き抜けに薄暗い路地で薄幸な少女が鬚を剃った。ちょうどそこに居合わせたゴブリンは呆れ果てて何も言えなかった。(鬚まで生えるなんて......どこまで不幸なの?)
 

運動場に大きな池でもあるの?

・新月の夜、運動場で気性の荒い人が水に沈んだ。その場面を目撃してしまった真由美ちゃんはうざいと思った。

・戴冠式の日に、長屋で人当たりのいい人がゴルフのスイングを練習して花瓶を割った。ちょうどそこに居合わせた図々しいおばさんはどうしたらいいのか分からなかった。

・ 12 月にオスロで桃太郎の息子が集合場所を間違えたことに気づいた。それを目撃した青二才は思わず眉根を寄せた。

・会社が倒産した日に、大学で先生が父親に反抗した。そこに居合わせた鞭を持った女はどうしたらいいのか分からなかった。(大学教授がその年で父親に反抗するなんて、みっともないですねー。鞭で叩いてやってくださいな。びしびしっとね)

・昨日、鉄橋の上で猿が息を切らしていた。それを目撃した勘のいい人は溜息を洩らした。
 

垢をこすり落とすお嬢様

・土曜日の夕方に、デッキで深窓の令嬢が垢をこすり落とした。それを目撃した怯えた女性は口を噤んだ。(確かに噤んでいたほうがいいですねー。でもこばとなら言いふらしたくなっちゃうなー。「ねえねえ、聞いて聞いて、あの家のお嬢様がこともあろうにねー」)

・日曜日にマンホールの上で面の皮が厚いおじさんが隅から隅まで掃除した。それを目撃してしまったイタリア人は目を細めた。

・食事中に仕立て屋で怖いおばさんが人の足を踏んじゃった。そこに居合わせた二重まぶたの綺麗なお姉さんは嬉しそうな顔をした。(わかった! 誰もが踏みつけたくなるような性格の悪い人なんでしょー。こばとも踏んじゃおうっと。えい! ・・・・・・もちろん冗談ですよ?)

・今日、民宿で意地悪ばあさんが離婚した。その場面を目撃してしまった山田花子は目を丸くした。

・始業式の日に、外国人の家でたくましい人が火をおこした。それを見た気位の高い女性は胸が熱くなった。(火事になって家が熱くなるよ)

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