漫ろ歩く・逍遥する・訪ねる・出向く・あとにする

 歩くことに関連する文例集第2弾です。

漫ろ歩く/逍遥する

<見つからないように……>
 博和は腹が減って仕方がなかったので、寝台からそっと抜け出して抜き足差し足で台所まで行って夜食を食べた。

 あー! 余計にメタボになっちゃうよ!
 奥さんに叱られるよー! こばと、言いつけてやろうっと。
 

<特に何するわけでもないけれど……>
 天気が良かったので、職場をそっと抜け出して公園を散歩しました。
 1時間後に "あとりえこばと" に戻ってくると、
 「どこをほっつき歩いてたのよ!」
 とマリちゃんに怒鳴られました。とても怖かったです。

 マリちゃんはこばとの元教え子なのですが、小学生の頃は本当に大人しい子だったんですよ。今では別人のようになってしまったけど。
 

<気の向くままにのんびりと♪>
 小春日和に砂浜を漫ろ歩きます

 「漫ろ歩く」は「そぞろあるく」と読みますよ。
 「漫然と歩く」というように言い換えることもできます。
 

<インテリ風な人がぶらぶらしています>
 筒丸教授は思索に耽りながら川辺を逍遥していた。

 別にインテリな人でなくてもよいのですが、そういう人のほうが「逍遥する」という言葉がなんとなく似合うので。
 

<特に用事もないけれど>
 ヒロシさんは足の赴くままに辺りを散策した。

 え? ヒロシさんって誰かって?
 こばとも知らない。適当に思いついた名前だから。
 

向かう/訪ねる/出向く

<目的を持って行きます>
 姉は姓氏研究家です。昨年の10月に姉は「滝野川」という珍しい苗字に興味を持ち、私の友人である小春ちゃんのお宅を訪ねました。でも思っていたとおり、ろくなことになりませんでした。

 しっかりと目的を持って出かけても必ずその目的がはたされるとは限りません。
 姉と小春ちゃんは先天的に性格が合わないようでした。
 

<まだ移動中ですよ>
 通報を受けて警官は事件現場へ向かった

 「○○へ向かっているところだ」なら現在移動中。
 「○○へ向かった」なら「出立した」という意味ですから、いずれにしても、まだ目的地に到達していません。
 

<面倒なんだけどね>
 引越しの手続きのために役所に出向いた

 手続きというものは、どうしてこんなに人のやる気を削ぐんでしょうかね。
 世の中には「手続きが趣味なの」という人がいますかね? いないだろうな。
 

あとにする/海を渡る/移り住む

<出立しますよ>
 五兵衛は上尾宿をあとにして中山道を桶川へ向かった。

 中山道は江戸の五街道の1つ。
 五兵衛さんはこばとの昔(江戸時代)の知り合いです。
 

<遠い外国へ旅立ちます>
 由香里は思いを胸に秘めて海を渡った

 小説の主人公は海外に行くと次から次へと災難が待ち受けているに決まっているのですから、「行かないほうがいいよ」と忠告してあげたいのですが、そんなことをすると小説が面白くなくなっちゃうしね。冗談はさておいて、「渡航する」や「海外へ行く」よりも「海を渡る」という言い回しのほうが垢抜けていますよね。こばとは大和言葉が好きです。
 

<故郷に別れを告げて……>
 明治時代に政府の奨励によって多くの日本人が中南米に移り住みました

 こばとは「移住する」より「移り住む」という言い方のほういいな。
 やっぱり大和言葉のほうが好き。

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