Excel で度とラジアンを変換します

 三角関数などで使用される角度の単位 ラジアン度(°) の間には

π[ラジアン] = 180°

という関係があります。この2つの単位を変換しあうのが RADIANS関数DEGREES関数 です。ここは数学サイトではないので、弧度法について詳しい説明はしませんけど、もう少し深く知りたい人は Blog Cat さんの『Excel VBA 数学教室』の記事などを参考にしてくださいな。
 

RADIANS関数

 RADIANS関数 は「度」単位の角度を「ラジアン」単位の角度に変換します。
 たとえば

=RADIANS(180)

とすると

3.14159265358979

という 15 桁の円周率を返します。これは円周率を返す PI()関数の戻り値と完全に一致します。なので PI()関数の代わりにすることもできますが、そんなことをしても何の意味はありません。ええと、他にもたとえば

=RADIANS(90)

と入力するとπ/2 の近似値

1.57079632679490

が返ってきます。
 

DEGREES関数

 逆に DEGREES関数 は「ラジアン」単位の角度を「度」単位の角度に変換します。
 たとえば

=DEGREES(PI())

と入力すると「 180 」が戻ってきます。

=DEGREES(PI()/3)

とすれば「 60 」を返します。
 

正弦値・余弦値を求めてみましょう

 RADIANS関数 は主に SIN や COS など三角関数の引数として利用します。というのは、たとえば 30° の正弦値 (0.5) が欲しいと思って、うっかり

=SIN(30)

などと入力すると、「 -0.988031624 」という意味の分からない数字が返ってきてしまいます。上の式では「 90 ラジアン」を指定してしまっているのです。このように、エクセルの三角関数は引数にラジアン単位の数値を指定する必要があります。ですから「度」の単位の角度で三角比などを扱いたい場合は、

=SIN(RADIANS(30))

のように引数をいったんラジアン単位に変換してあげる必要があるのです。
 

PI関数を使って角度単位を変換できます

 PI関数と算術演算子を使って角度単位の変換することもできます。

=数値*PI()/180

とすると「度」を「ラジアン」に、

=数値*180/PI()

とすると「ラジアン」を「度」に変換します。でもやっぱり RADIANS関数やDEGREES関数を使ったほうが簡単だし、入力ミスも少なくなります。

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