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Excel の翻訳機能(英和・和英・英英辞典)

今回はExcelの英語辞書の使い方を解説します。
意外と見落とされがちな機能ですけど、英和辞書和英辞書英英辞典と何でも揃っているので、こばとも重宝してます。
 
職業柄、英英辞典は必須ですからね。
え? こばとの職業が何かって? 今さらそれ聞くの?
『あとりえこばと』の経営者兼翻訳ライターですよ。
ITエンジニアじゃありませんよ。念のため。
プログラミングは趣味でやってるだけです。
まあ、とにかく話を続けます。

【Excel 2013】翻訳機能の使い方

Excel の翻訳ツールは [校閲] タブを押して [翻訳] を選択すれば使えるんだけど、ここは一発、辞書を使うときは [Alt] キーを押しながらセルを選択 と覚えてしまいましょう。なんといっても、これが一番楽なのです。とにかく調べたい単語があったら、”[Alt] + クリック” です。

【Excel】英和辞典

まずは英和辞典から。[Alt] キーを押しながらセルをクリックすると、下の図のようなリサーチ画面が現れるので、辞書の種類を「翻訳」にして、翻訳元の言語を英語に、翻訳先の言語を日本語に設定します。
 
Excel翻訳ツール 英和辞典
 
すると下のボックスに発音記号や意味が表示されます。
 
Excel翻訳ツール 発音記号と意味
 
これだけです。とっても簡単ですね。

【Excel】和英辞典

翻訳元の言語を日本語に、翻訳先の言語を英語に設定すると和英辞典として使えます。
 
Excel翻訳ツール 和英辞書

【Excel】英英辞典

最後に「英英辞典」です。Encarta Dictionary という辞書を使うんですけど、おそらくデフォルト(初期設定)では選択できない状態になっていると思うので、使えるように設定します。リサーチ画面の一番下にある [リサーチのオプション] をクリックします。
 
Excel翻訳ツール リサーチのオプション

オプション画面が現れるので、『 Encarta Dictionary:英語(北米)』にチェックを入れておきます。
 
Excel翻訳 Encarta Dictionary
 
画面の上のほうに戻って、辞書の種類から『 Encarta Dictionary:英語(北米)』を選択します。
 
Excel翻訳 英英辞典
 
英単語の意味が英語で説明されますよ。
ちなみに英語の勉強をするときは、英英辞典を積極的に活用することをおすすめします。なんといってもネイティブの専門家が編集しているわけですから、単語の説明も的確だし、用例も自然なのです。皆さんも Excel の Encarta Dictionary をどんどん活用してくださいな。

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