【Excel】TYPE関数
ExcelのTYPE関数は引数のデータ型を調べて数値で教えてくれます。
=TYPE(データ型)
受け取った引数の種類に応じて次のような数値を返します。
データ型 | 戻り値 |
---|---|
数値 | 1 |
文字列 | 2 |
論理値 | 4 |
エラー値 | 16 |
配列 | 64 |
引数に数値を指定すると、どのような数値でも「1」を返します。
=TYPE(3)
と入力しても「1」を返し、
=TYPE(999)
と入力しても「1」を返すということです。また文字列であれば、
=TYPE("今日は良い天気ですね")
としても、
=TYPE("日経平均株価の終値は18753円でした")
としても「2」を返してきます。ちなみにこばとは日経平均株価に連動する投信を買っているので、いつも株価が気になります…なんて雑談を始めると際限がないので話を進めましょう。引数が論理値の場合は TRUE であっても FALSE であっても「4」を返します。たとえば
=TYPE(ISNUMBER("こばとは動物が苦手です"))
とした場合を考えてみます。ネストされているISNUMBER関数は「引数が数値であればTRUE、そうでなければFALSEを返す」関数です。この例では文字列が入っているのでFALSEですけど、どちらにしても論理値に変わりないので「4」を返してきます。あ、ちなみにこばとは本当に動物とかあまり好きじゃないです。まあ、それはともかくとして、最後にエラー値について見てみましょう。
=TYPE(10/0)
とするとエラー値である「16」が返ってきます。引数の「10/0」は 0 で割っているので「 #DIV/0!」という種類のエラーに相当するのです。
コメント