TYPE関数 引数のデータ型を数値で返します
TYPE関数は引数のデータ型を調べて数値によって教えてくれます。
のように入力すると、引数の種類に応じて次のような数値を返します。
データ型 | 戻り値 |
---|---|
数値 | 1 |
文字列 | 2 |
論理値 | 4 |
エラー値 | 16 |
配列 | 64 |
引数に数値を指定すると、どのような数値でも「 1 」を返します。
と入力しても「 1 」を返し、
と入力しても「 1 」を返すということです。また文字列であれば、
としても、
としても「 2 」を返してきます。ちなみにこばとは日経平均株価に連動する投信を買っているので、いつも株価が気になります ...... なんて雑談を始めると際限がないので話を進めましょう。引数が論理値の場合は TRUE であっても FALSE であっても「 4 」を返します。たとえば
とした場合を考えてみます。ネストされている(入れ子になっている) ISNUMBER関数は「引数が数値であれば TRUE 、そうでなければ FALSE を返す」関数です。この例では文字列が入っているので FALSE ですけど、どちらにしても論理値に変わりないので「 4 」を返してきます。あ、ちなみにこばとは本当に動物とかあまり好きじゃないです。まあ、それはともかくとして、最後にエラー値について見てみましょう。
とするとエラー値である「 16 」が返ってきます。引数の「 10/0 」は 0 で割っているので「 #DIV/0!」という種類のエラーに相当するのです。